農家の方にお話を伺いましたら、この年は台風で強風にあおられ【対照区】の唐辛子は容易に倒れてしまったが、セラミックス処理をした【処理区】の唐辛子は【対照区】に比べ、根がしっかりしている為、その様な事は無かったとの事でした。

　実入りも【処理区】の方が多く、また本来唐辛子は連作が出来ないという事ですが、6年連続で栽培しても連作障害は出ず、農協の担当者も驚いていた様子だったとおっしゃっておりました。

　この地区で、唐辛子が凶作の年にも【触媒マルチ】を使用した畑は逆に豊作となり、「表彰されました！」との御報告も承ることが出来、開発者として嬉しく思いました。

【触媒マルチ】を使用して玉ねぎの苗を栽培し、地温を測ってみたところ、【対照区】の3℃に対し、【処理区】の7℃は驚異的な温度差です。

　収穫された玉ねぎを食べ比べたところ、【処理区】の方は玉ねぎ特有の刺激臭は殆ど無く、舌触りの良い甘みが印象的でした。

　コロッケを作って、10人の方に味を比較して頂いたところ「2～30円高くても【処理区】の方を選びます」とおっしゃって頂けました。