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商品活用事例ブログ形式で弊社社長の太田からご案内させていただきます。

触媒マルチ 2024年01月05日(金)

触媒マルチを利用したイチゴ栽培①

収穫量の差
根張りの違い

【触媒マルチ】を使用した方が【処理区】になりますが、収量・根張り、毛根の多さに大きな差がでています。
下の表は栃木県産業技術センターによるイチゴの分析結果ですが【処理区】との数値の開きにご注目下さい。

分析結果 単位:g/100g

提出品ブドウ糖果糖ショ糖
イチゴ 未処理区2.12.31.7
イチゴ 処理区2.62.72.3
※ブドウ糖は約24%、果糖17%、ショ糖35%とそれぞれ数値が高くなっております。

<一口メモ>

ブドウ糖動物の生命維持に欠かせないエネルギー源の一つ。脳のエネルギー源はブドウ糖のみ。
果糖果実やはちみつに多く含まれる糖であり、すっきりとした味が特徴で、砂糖の1.2倍~1.5倍の甘さがある。
ショ糖ブドウ糖・果糖からなる二糖類。砂糖が主成分としている糖類であり、糖度が高くなるほどショ糖も数値が上がる。

また、【触媒マルチ】を使用する事で肥料等の使用量は、概ね通常の1~2割程度控えても栽培効果は得られますが、それらは苗の状況を認識しながら当事者の判断にお任せ致します。

11月22日 
11月22日 

鹿沼のイチゴ農家の方に、今年初めて【触媒マルチ】を使っていただき、温度チェックをしてみたところ【処理区】の18.0℃なのに対し、【対照区】は 17℃ で、この時点での1℃の差は大きいものです。

 クリスマスケーキの出荷ピークに合わせ、より多くのイチゴを出荷できるよう育てる事は、当事者であるイチゴ農家の腕に掛かっており、この時期にイチゴの苗に病気が出てしまうと、内容によっては大変な損失を被ります。

 ほかにも大雪に遭い、ハウスが潰されてしまったり、強風にさらされ、ハウスのビニールに損害が生じたりすることも・・・。農家の人たちは一時も気を緩めることは出来ません。

12月20日
12月20日

この時期の収穫が2~3割アップしたとの事で、この時期の収穫量が増えると経済効果は大きいものです。

2月26日
2月26日

毎年、この時期は1年で一番寒いとされており、収穫も落ちるところですが、【触媒マルチ】を使用している方は、収穫が安定していて成り止まりがありません。

9月28日
それぞれの畝に散水用のチューブをセットする。
10月24日
畝には更にマルチを敷いて保温する。

マルチ作業を終えた翌日、未処理のマルチ【対照区】を敷いた畝の地温が18℃だったのに対し、【処理区】のマルチは26℃と、+8℃も高かったと当事者から驚いて連絡を頂きました。

要因は微生物の反応によるもので、好気性の菌と嫌気性の菌の関係です。

【触媒マルチ】を使うことで、そのマルチから常に放出される電磁力によって土中の水が反応し、好気性の菌が繁殖しやすい環境となり、その時に生じた熱で温度に差が生じたと考えられます。

翌日には、【対照区】が18℃、【処理区】が20℃をキープし、その後は【処理区】の方は常に【対照区】より、1~℃高めの地温をキープしておりました。

【対照区】
【触媒マルチ使用:処理区】

列約30mの範囲で収穫したが、【対照区】の2.36㎏に対し、【処理区】は 4.100㎏ で5 割以上増しでした。

 お話を伺ったところ、普段の作業の中ではそれほど差を感じることはなかったが、実際に比較すると大きな差が確認出来て、大変驚いたとおっしゃっておりました。

 この収穫したイチゴを使ってイチゴ酒を作り比べましたが、当然【処理区】のイチゴは、甘くまろやかな味で、専門の方に味を見ていただいたところ、これほどの味が出せるのであれば、このイチゴでワインを作ると高級ワインが出来ます、と大変嬉しいお言葉を頂けました。